尊厳死

 自分の最後は自分で決まる。もっともなことだが、一般的にはそれが出来ないので難しい。医師に人工呼吸器を外され、末期患者7人が死亡したとの事。はじめは、「安楽死」と報道されたが、医師は病院に「尊厳死」と説明した。安楽死尊厳死も日本では、法令化されていないという。その死が許されるのは、患者本人の意思である。また、ほかの人は家族の同意をえたともいう。しかし、「無駄な延命はイヤ」と意思表示しない限り呼吸困難になれば、人工呼吸器は着けられる。そして、命はつながり苦しみは続く。また、慈悲死というのは、家族や医師が本人の苦しみを考慮して決める死をこのように呼んでいる。誰もが、いつ死ぬかわからず、やがては必ず死を迎える私たちですが、これは永遠の課題ですね。