教育県民大会
快晴に恵まれ、友達と2人で山陽小野田市文化会館の教育県民大会へ参加した。はじめに、「金子みすず賞入選、最優秀作品」の発表があったのでご紹介します。
*****さんかん日*****2年 林 みさ子
さんかん日があったよ。
「ばあちゃん、まだかなぁ。」と思っていたら、お母さんがきたよ。
お母さん、おしごといそがしいから、ばあちゃん くるって思っていた。
「ばあちゃん。」て、うしろをむいたら、お母さんがにっこりわらったよ。
わたしも思わずわらっていた。「お母さんがきてくれた。」
そうおもうだけで、ウフフ、ウフフ、ウフフって あとからあとからくすぐったい。
うれしい気持ちがわいてきて、わたしの顔に広がったよ。
そうして、はっと思ったよ。おばあちゃん、ごめんなさい。
◎ なんと感性豊かな詩でしょう。思いがけなくお母さんが参観日に来てくれたうれしさとおばあさんにすまない気持ちがちょっぴり。小さい子供の胸を喜ばせると共におばあちゃんへの思いやりが表現されていて、本当にすばらしい作品ですね。
◎ ニュ−スでは、母親に毒を飲ませる女子高校生、母親を殺す中学生など想像もつかない事件が起きていますが、こんなに愛しい小学生がいます。